米軍基地と沖縄の未来を議論

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共同通信
シンポジウムで話す、沖縄県の玉城デニー知事(左)=25日午後、那覇市

 日本復帰50年を迎えた今も、在日米軍専用施設の約7割が集中する中で、基地と沖縄の未来を若者と考える県主催のシンポジウムが25日、那覇市内で開かれ、県出身のタレントryuchell(りゅうちぇる)さん(26)らが、玉城デニー知事と議論した。対面やオンラインで延べ約440人が参加した。

 普天間飛行場のある宜野湾市で生まれたryuchellさんは、2004年の沖縄国際大に米軍ヘリコプターが墜落した事故を目撃したと証言。「上空をグルグルと変な動きをして急に止まって落ちた。心から怖いと思った」と振り返った。