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共同通信
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エスカレーターでの転倒事故などを防ぐため、歩かず立ち止まって乗るよう利用者に努力義務を課す埼玉県の条例が施行1年となるのを前に、大野元裕知事らが26日、JR浦和駅でチラシを配り、安全な利用を呼びかけた。
大野知事は「今日も歩いている人はいたが、ある程度浸透してきたと感じた。忙しい時間帯だが、怖い思いをする障害者や妊婦らも安心して駅を利用できるよう、皆で立ち止まってエスカレーターを使ってほしい」と記者団に話した。
条例は全国初で2021年10月1日に施行された。利用者に立ち止まって乗ることを求め、エスカレーターの管理者には利用方法の周知徹底を要請している。