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共同通信
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東京大はインターネット上の仮想空間「メタバース」を活用し、中高生や社会人にデジタル技術や起業家精神を教える「メタバース工学部」を開設した。人工知能(AI)などを活用するデジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成が狙い。東大工学部のサイトで募集し、10万人以上の受講者獲得を目指す。
メタバースを利用し、居住地や年齢などを問わない新しい教育空間をつくる。中高生向けの講義は無料公開し、社会人には修了証を交付する教育プログラムを提供する。
工学部長の染谷隆夫教授は「日本のDX人材の育成はかなり遅れており、女性研究者の数も圧倒的に少ない」と危機感を持つ。