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共同通信
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岸田文雄首相は27日、安倍元首相の国葬で葬儀委員長として弔辞を述べた。歴代最長の首相在任期間に触れつつ「歴史はその長さよりも、達成した事績によりあなたを記憶する」と称賛。自身が衆院初当選同期で、安倍内閣の外相を担ったことに触れ「盟友としてあなたの内閣に加わり、日本外交の地平を広げる仕事に取り組むことができた。一生の誇りとする」と強調した。
2006年に戦後生まれで初の首相に就いた安倍氏を「私たち世代の旗手」だったと回顧。「戦後レジームからの脱却」を掲げた取り組みについて「国家の根幹的な課題に次々とチャレンジするのを期待と興奮を持って眺めた」と振り返った。