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共同通信
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大阪府議会は28日の議会運営委員会で、府議会全体の取り組みとして、長年の慣例を改め、議員同士が呼び合う際などに用いてきた「先生」の呼称を使用しないことで合意した。森和臣議長名で全議員に文書で通知し、議会事務局長が府の職員にも協力を依頼した。
最大勢力の政治団体・大阪維新の会に所属する森議長が「議員が特別だという勘違いを助長するという指摘がある」などとして、「先生」呼称の不使用を21日の議運委で提案。この日は維新に加え第2、第3会派の公明、自民両党も賛成した。ただ議員からは効果を疑問視する声も出ている。