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共同通信
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【ウロツワフ共同】国際的に活躍する建築家の坂茂さんが27日、ポーランド西部ウロツワフでパネル組み立て型住宅の見学会に参加した。坂さんの設計事務所などが開発し、現地の学生が試作したパネル型住宅はどこでも調達できる材料を使い、専門技術がなくても組み立てることができる。ロシアが侵攻するウクライナでの生産を目指す。
坂さんが代表のNPO法人「ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)」のプロジェクトでウロツワフ工科大の学生らが参加した。
パネル型住宅は断熱材の発泡ポリスチレンの外側に繊維強化プラスチックを巻いた軽量パネルを使用する。