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ニューヨーク市消防局(FDNY)の幹部職員7人が、2014年にニュージャージー州で開催されたスーパーボウルのチケットを、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)から無償で受け取ったとして罰金を科されていたことが分かった。
同市利益相反委員会の記録によると、マンハッタン区のラダー8に所属する勤続24年の幹部ジョン・キュラトロは、スーパーボウルのイベント開催や道路の通行止めなどの業務を通じて顔見知りになったNFLの担当者から、スーパーボウルの観戦チケット52枚を無償で受け取り、ほかの職員へも譲り渡した。
さらにキュラトロはロックバンドのボン・ジョヴィが同消防署でNFL共催のライブを開催した際に知り合った別のNFL担当者に依頼し、NFLで息子のインターンシップのポジションも得ており、これら2件の違反に対し4000ドルの罰金を科された。
このほかの6人の幹部職員は、キュラトロからチケットを譲り受けたとして500〜3000ドルの罰金処分を受けた。
市の利益相反法では、公務員が同市とビジネスにおいて取引関係にある担当者から贈り物を受け取ることを禁じている。
14年のスーパーボウルでは、800〜2500ドルのチケットが、オンラインチケットサイトのスタブハブでは平均3715ドルで取引されていた。
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