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共同通信
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【マニラ共同】フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は29日、地元メディアに対しマルコス大統領が近く国賓で訪日することで日本政府と最終調整していることを明らかにした。フィリピン大統領の国賓での訪日は2015年の故ベニグノ・アキノ大統領以来となる。
日本政府としてはマルコス政権との関係強化を通じ、南シナ海や台湾海峡で軍事的圧力を増す中国に対し連携を深めたい考えとみられる。
安倍元首相の国葬参列で来日したサラ氏は岸田首相と会談。サラ氏は帰国後、地元報道陣に対し「マルコス大統領の訪日の準備について日本側と議論した」と述べた。