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ジャパニーズラーメンの大ブームや“なんでもかんでも”グルテンフリーなど、毎年数々の食のトレンドが生まれている。さて、人種のメルティングポット、ニューヨークならではのインターナショナルかつグローバルなフードの流行、2016年は何がくる?
まずは、ビーガン。ファッションのみならず食の世界においても、シンプル、オーガニック、ヘルシー、ナチュラル、ローカルはことしも引き続き、人気のキーワードとなってきそうだ。ビーガンだけでなく、昔から多くのベジタリアンやラクト・ベジタリアン、マクロビオティックがいるニューヨークでは、ビーガン食自体は珍しいものではないが、ビーガンでない人もビーガン・ダイニングが楽しめそうな「バイ・クロエ」のように“とにかく味がおいしい”から流行るレストランがますます登場しそうだ。
日本食への信頼はとにかく厚い。スシ、テリヤキ、イザカヤ、そしてラーメンの次は、ずばりウドンがくるとされている。空前のラーメンブームによって、ニッポンのヌードルの底力を知ったニューヨーカーたちは、次は何だとわくわくしながら、待っているのだ。麺をすすることが苦手な欧米人にとっては、元々柔らかいウドンはすぐに愛される気がする。脂っぽくないスープもヘルシー志向なニューヨーカーたちが好みそう。「サムライ・ママ」の名前はあちこちで聞くし、ラーメンのように日本企業の進出も充分考えられる。
最後に、“グルメたちによるマンハッタン脱出”の傾向はますます進むであろう。上がる家賃や場所の問題から、シティを離れる経営者が続出している。むしろ、そっちの方がイケテル感すらある。ブルックリン、ブッシュウィックの「ファロ」など見逃せない話題の店があり、次はクイーンズのロングアイランドが注目だ。
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