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共同通信
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総務省は30日、8月にインターネット回線「フレッツ光」で大規模な通信障害を起こしたNTT西日本を行政指導し、再発防止を求めた。サービスを提供する全30府県の一部地域で、最大約211万回線に影響が出たことを重く見た。
障害は8月25日の午前8時57分に発生し、影響は午後2時44分まで5時間47分にわたった。総務省は電気通信事業法上の「重大な事故」に当たると判断。今月26日にNTT西から事故の詳しい報告書を受け取り、内容を精査していた。
通信業界では、7月にKDDI(au)が大規模な通信障害を起こし、今月には楽天モバイルでも障害が発生した。