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共同通信
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厚生労働省が30日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.03ポイント上昇の1.32倍だった。8カ月連続で改善した。新型コロナの流行「第7波」の中でも、夏休みで宿泊・飲食サービス業を中心に求人が増え、求職者数を上回ったことが要因。1.3倍台は2020年4月以来。厚労省は「コロナ感染拡大前の水準に戻りつつある」とした。
総務省が同日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1ポイント低下の2.5%で4カ月ぶりに改善した。
8月の新規求人数は前年同月比で15.1%増加した。主要産業別では、宿泊・飲食サービス業(51.1%増)がトップ。