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共同通信
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日本新聞協会は30日、新聞配達や販売所にまつわる心温まるエピソードなどをまとめた「第29回新聞配達に関するエッセーコンテスト」の受賞作品を発表した。応募は3596編あり、大学生・社会人部門の最優秀賞は神奈川県南足柄市の主婦大野洋子さん(54)の「一期一会」に決まった。
大卒まで新聞配達をしていた青年が、大野さん宅を訪ねてきた際のやりとりを紹介。大野さんの母親が7年間、毎年元旦に玄関先で青年にお年玉を渡していたお礼として、初任給で菓子折りを買って訪問してくれた。入院中の母親に伝えると、母親から涙があふれたと書いた。