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共同通信
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【キーウ共同】ロシアのプーチン大統領がウクライナ東南部4州の併合を宣言したことを受け、先進7カ国(G7)外相は9月30日、共同声明を発表し、ロシアへの追加制裁方針を明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領は米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を正式に申請すると述べ、ロシアへの対抗姿勢を一層強めた。
国連安全保障理事会は各国に領土変更を認めないよう呼びかける決議案を採決したが、常任理事国のロシアが拒否権を行使し否決した。15理事国のうち10カ国が賛成したが、中国とインド、ブラジル、ガボンは棄権。賛成が多数を占めた。