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共同通信
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【ワシントン共同】収監中のロシア反政府活動家ナワリヌイ氏が9月30日の米紙ワシントン・ポスト電子版に弁護士を通じて寄稿し、ロシアの指導層は戦争が問題解決の最善の方法だと信じていると批判した。大統領に権力が集中する権威主義的な政治体制が隣国との軍事衝突を招いているとして、議会共和制への体制変革を訴えた。
ナワリヌイ氏は、プーチン大統領が権力の座に就いてから、グルジア(現ジョージア)侵攻やウクライナ南部クリミア半島併合などで痛手を負うどころか、さらに国民の支持を得たと指摘。戦争の責任を問われることはないなどと説明した。