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1日のアイオワ州での党員集会を皮切りに、民主・共和両党の次期米大統領選候補者指名争いがスタートしたが、民主党の有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官の応援に同州を訪れたニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長の行動を、疑問視する声が上がっている。
クリントン氏がニューヨーク州選出連邦上院議員に選出された2000年の選挙で、選挙参謀を務めた市長は、アイオワの党大会での協力をクリントン氏に申し出た当初、十分な数の著名な協力者が参加するため、必要ないと断られていた。しかし市長は、VIP待遇のスポークスマンではなく、選挙活動員の1人として加わりたいと再度申し出、受け入れられたという。
党大会に先駆け現地入りした市長は、2日間の間に約100軒の住宅を訪れ、民主党支持の登録有権者に電話をかけるなどの選挙活動に当たったといい、今後はニューハンプシャー州での活動にも参加するという。しかし多くの有権者は、訪ねて来た市長が誰だか知らず、黒人の妻シャーレーン・マックレイさんを伴って訪れた市長を玄関先で拒絶した女性もいた。
市長に具体的で有意義な計画がないことから、米国で最も重要な都市の1つであるニューヨークの市長が、時間や能力を無駄にしているのでは、と一部から指摘されている。
夫妻の5日間の旅費は、自費で賄われたという。
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