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共同通信
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警視庁の大石吉彦警視総監(59)が辞職し、後任の第98代警視総監に警察庁の小島裕史官房長(57)を起用する人事が3日の閣議で了承された。発令は6日。大石氏については、安倍晋三元首相銃撃事件で警視庁のSP(警護官)も現場にいたことから、責任を問う声が一部に上がっていた。
大石氏は静岡市出身、東大卒。1986年に警察庁に入り、警備課長、警備局長などを経て2021年9月から警視総監を務めた。第2次安倍内閣発足時から約6年間、首相秘書官として安倍氏を支えた。
総監着任後は、首都直下地震などを想定した災害対策の強化に取り組んだ。