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共同通信
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北朝鮮が日本列島の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受け、北朝鮮による拉致被害者の家族らは4日、憤りの声を上げた。2002年の日朝首脳会談から20年となった先月、集会などで拉致問題の早期解決を訴えてきた家族ら。相次ぐミサイルの発射、進展が見えない情勢に落胆の声も漏れた。
横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で、拉致被害者家族会代表の拓也さん(54)は「日本政府および国際社会は強く抗議してほしい。このような脅威を作り出すことは無意味であり、何も有益なものを得ることは無いことを北朝鮮当局は理解すべきだ」とのコメントを出した。