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米国の情報番組、インサイド・エディションが米国内のシーフードレストランを約30カ所調査し、ロブスター料理に使われている素材が本物かどうかをDNA鑑定した結果、そのうち35%に別の魚介類も使われているということが分かった。
大手シーフードレストラン、レッドロブスターの3店舗のロブスタービスクを鑑定した結果、1つの店舗ではアカザエビという食用エビしか使っておらず、ほかの2店舗はアカザエビとロブスターを混ぜて使っていた。米国食品医薬品局(FDA)によると、ロブスターを使用していないものはロブスタービスクと呼ぶことはできない。だが同社の広報担当は、「当社は世界最大のシーフードレストランチェーンなので、さまざまな種類のロブスターを提供する。そこにはアカザエビも含まれる」と述べている。
また、ブルックリン区のコニーアイランドなどにあるホットドッグチェーン、ネイサンズのロブスターサラダロールも、鑑定の結果メルルーサという廉価の白身魚が含まれていた。これについては、サプライヤーが加工する時点でほかの魚介を混合していることが分かり、同番組では食材偽装なのではと指摘している。
今回の調査結果を受け、マンハッタン区のとあるレストラン経営者は、「客はロブスターを食べたくて注文するのだから、ほかの魚介類と混ぜてはいけない。素材選定における妥協は許されない」と取材で述べている。
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