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共同通信
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磯崎仁彦官房副長官は5日の記者会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を巡り、全国瞬時警報システム(Jアラート)を東京都島しょ部に誤送信したのは、過去の訓練での送信先情報が消去されず残っていたのが原因だと説明した。同日中に修正作業を終了する見込み。一方、自民党会合では、運用を巡って非難が続出した。首相周辺は「今後もミサイル発射が続く」とみており、今後の有事対応に不安を残した。
ミサイルが発射されたのが4日午前7時22分ごろ。政府は5分後に北海道と東京都島しょ部で避難を呼びかけるJアラートを発信。ただ島しょ部は警戒する必要がなかったにもかかわらず発信された。