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共同通信
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【ヤンゴン共同】クーデターで全権を握ったミャンマー国軍の統制下にある裁判所は5日、最大都市ヤンゴンで治安当局に拘束されたドキュメンタリー制作者久保田徹さんに対し、インターネットなどの電子通信に関する罪で禁錮7年、扇動罪で同3年を言い渡した。関係者が明らかにした。合計で禁錮10年になるのかどうかは確認中だとしている。
久保田さんは7月30日、ヤンゴンで国軍への抗議デモの様子を撮影していたところを拘束された。関係者によると、入国管理法違反の罪についての審理は続いている。
国軍は久保田さんが抗議デモを撮影していただけではなく、自らもデモに参加していたと主張。