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共同通信
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日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区)で医療機器などの納入に際し、約2億円を流出させたとして、背任罪に問われた医療コンサルタント会社役員吉田徹也被告(51)に対し、東京地裁は6日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
神田大助裁判長は判決理由で、何らの貢献も実働もない会社を取引に介在させて利益を得させ、露見しないよう画策したと指摘。「具体的なスキームを自ら立案するなど必要不可欠な役割を果たした。刑事責任は相応に重い」と述べた。
一方、犯行への関与が従属的な側面は否めないなどとして執行猶予を付けた。
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