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共同通信
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【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2022年のノーベル平和賞を、ロシアや旧ソ連地域で人権擁護に取り組んできた「メモリアル」など2団体と、ベラルーシの人権活動家に授与すると発表した。授賞は、今年2月からウクライナへの侵攻を続けるロシアの責任追及へ後押しとなりそうだ。
授賞が決まったのはほかに、ウクライナで戦争犯罪の記録を続ける人権活動家オレクサンドラ・マトイチュクさん(38)が率いる人権団体「市民自由センター」(CCL)。
授賞式は12月10日にオスロで行われ、賞金1千万スウェーデンクローナ(約1億3千万円)が贈られる。