RELATED POST
28日、ニューヨークで14番目に高いビルである30ロックフェラープラザで、チャリティイベント「ニューヨークの最上にかけあがれ」が開催された。ことしで第8回目となる。
今月3日には「エンパイアステートビル・ランアップ」が開催されたばかり。市のアイコニックなビルを駆け上がるというのは共通点だが、大きく違うのは、ロックフェラーセンターのイベントはレースではないところ。100ドルの参加費などは、難病に指定されている多発性硬化症(MS)の研究や支援に使われるという。
MSを患う家族をもつなどの関係者を中心におよそ1500人が参加し、午後6時半に66階のゴールを目指して、スタートした。イベントの主催者である全米多発的硬化症協会は、同イベントを終えておよそ88万ドル(約1億円)の厚意が集まったことを報告した。
多発的硬化症とは、脳、脊髄、視神経などで病が起こり、さまざまな神経症状を発する中枢性神経疾患の1つで、デイリーニュースによると、全米でおよそ1万2千人が、世界では230万人以上がこの病と戦っているという。この疾患の平均余命は30年。30年後の未来のために、ランナーたちは頂上を目指す。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
ビリー・ジョエルとロッド・スチュアート 一夜限りの豪華すぎる共演、17日からチケット発売
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
今年は3店舗しかない! NYのデパート「冬季ウインドウ」まとめ 話題のWickedコラボも