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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は7日のビデオ演説で、北方領土に言及し「日本の主権と領土保全を尊重する」と述べた。大統領府は北方領土について日本の立場を支持するとの大統領令を公表した。ウクライナ最高会議(議会)も同日、同じ内容の決議を採択した。
ゼレンスキー氏は、ロシアには北方領土を保有する権利はないと指摘し、各国に同様の対応を取るよう呼びかけた。「占領者から全ての土地を解放しなければいけない」と強調した。
またロシア側がウクライナ東部・南部4州を併合するための「住民投票」を強行後、2434平方キロの制圧地を奪還したと明らかにした。