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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は7日までに、北朝鮮制裁委員会の下で制裁違反を調べる専門家パネルがまとめた中間報告書を公表した。北朝鮮が貨物船を加工し、船体を安定させる「バラスト水」の代わりに石油を入れて密輸している可能性があると指摘した。
北東部豊渓里の核実験場で坑道の掘削作業が進められ、加盟2カ国が6月時点で7回目の核実験の準備が最終段階に入ったと評価したとも明らかにした。
調査期間は1月下旬~7月下旬。報告書によると、北朝鮮に寄港する石油タンカーは例年に比べて少なく、新型コロナ対策の国境封鎖で輸入も減っていたが、石油製品の価格は安定していた。