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共同通信
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【北京共同】中国では第20回共産党大会開幕を16日に控え、各地で新型コロナウイルス対策が厳格化されている。党大会会場の北京から数百キロ離れた山西省永済市は、感染が確認されていないのに事実上の都市封鎖(ロックダウン)を発動。上海市や江蘇省蘇州市も9日までに大規模なPCR検査を始めた。
交流サイト(SNS)では過剰だとの批判や、党大会のためだとする指摘が相次いだ。中国は7日まで国慶節(建国記念日)の大型連休だった。人の移動で感染が増えた地域がある。
永済市は7日夕、市外への道路を封鎖し、市内の車両通行も制限、原則外出禁止を発表した。10日午前0時まで。