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共同通信
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【北京共同】中国共産党が16日から開く第20回党大会で党規約を改正し、習近平総書記(国家主席)が不動の権力と権威を固めたことを意味する「二つの確立」の内容を盛り込む見通しとなったことが9日、分かった。複数の党関係筋が明らかにした。習氏の異例の3期目続投が確実視されており、党の最高規則でも地位を突出させる。
新華社電によると北京では9日、党大会の議題を詰める第19期中央委員会第7回総会(7中総会)が始まった。党規約改正案を最終調整する。
党が創建100年を総括して昨年11月に採択した歴史決議は、習氏の全党の核心としての地位と思想の指導的地位確立を明記した。