Published by
共同通信
共同通信
北海道警斜里署は9日、知床岬周辺で地元のボランティアが骨を13個見つけたと発表した。人骨であれば、知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1(カズワン)」の乗客の可能性もあるとみて、DNA型鑑定で身元を確認する。
署によると、骨は9日午後0時半ごろ、知床岬西側にある啓吉湾沿岸の洞窟内を捜索していたボランティアが見つけた。長いもので20センチ以上あり、ヒグマの骨の可能性もあるという。
知床岬周辺では、第1管区海上保安本部(小樽)の潜水士らが4日に捜索した際、人骨とみられる骨15個のほか、沈没事故の行方不明者の名前が書かれた交通系ICカードが見つかった。