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共同通信
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【キーウ共同】国際原子力機関(IAEA)は9日の声明で、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発の外部電源が復旧したと発表した。8日には、砲撃により冷却に必要な電力を供給する外部電源を失い、非常用のディーゼル発電機が起動したと明らかにしていた。
同原発では、周辺への攻撃で大規模事故が起きることが懸念されている。IAEAのグロッシ事務局長は9日の声明で「砲撃はすぐに停止しなければならない」と強調した。
ロイター通信によると、ウクライナの軍報道官は9日、8月後半にロシアへの反撃を開始して以降、南部ヘルソン州で1170平方キロ以上を奪還したと明らかにした。