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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツ北部ニーダーザクセン州議会選が9日投開票され、選管の暫定最終結果によると、ショルツ首相の中道左派、社会民主党(SPD)が得票率33.4%(前回36.9%)で第1党を維持した。国政最大野党の保守、キリスト教民主同盟(CDU)は28.1%(同33.6%)だった。
ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機などへのショルツ氏の対応を問う選挙として注目された。5月にあった二つの州議会選ではSPDがCDUに敗れていた。
国政でSPDと連立政権を組む環境保護政党「緑の党」が14.5%と前回の8.7%から躍進した。