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共同通信
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連休明け11日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで一時1ドル=145円86銭まで下落し、政府、日銀が前回、円買いドル売り介入した9月22日以降の安値を付けた。介入直前に付けた1ドル=145円90銭に迫った。
前週末に発表された9月の米雇用統計が堅調な内容だったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げを続けるとの見方が強まり、運用に有利なドルを買い円を売る動きが広がった。
一方、政府、日銀が再び介入に踏み切るのではないかとの警戒感から円が買われる場面もあった。