NY円、147円近辺

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共同通信

 【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=146円98銭と1998年8月以来、約24年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米連邦準備制度理事会がインフレ抑制のために大幅利上げを継続するとの観測が強まり、円売りドル買いが広がって1ドル=147円近辺で取引された。

 午後5時現在は、前日比1円06銭円安ドル高の1ドル=146円87~97銭を付けた。ユーロは1ユーロ=0.9696~9706ドル、142円43~53銭。円相場は対ドルで、12日の東京市場で政府・日銀が為替介入を実施した9月22日の水準を下回る流れが続いた。