Published by
共同通信
共同通信
河野太郎デジタル相は13日、現行の健康保険証を2024年秋に廃止してマイナンバーカードを代わりに使う「マイナ保険証」に切り替えると発表した。カードと運転免許証の一体化も24年度末としていた実施時期の前倒しを検討する。保険証廃止はカード取得の事実上の義務化と言え、23年3月末までにほぼ全ての国民に交付するとした政府目標へ向け、普及促進を図る。
マイナ保険証は既に本格運用が始まっている。医療機関は患者の同意の下、過去の処方薬や特定健診の情報を見て治療に生かせる。廃止後もカード未取得者が診療を受けられるよう厚生労働省などと対応策を検討する。