Published by
共同通信
共同通信
【北京共同】13日の北朝鮮メディアによると、金正恩朝鮮労働党総書記は12日に巡航ミサイルの発射を現地指導した際、軍事的危機を抑止し主導権を握るため「核戦力の運用空間を引き続き拡大しなければならない」と述べ、核攻撃手段の進展を指示した。
北朝鮮は昨年9月から巡航ミサイル発射を繰り返しているが、北朝鮮メディアは、2千キロ飛行したとする12日の2発の発射は、朝鮮人民軍戦術核運用部隊に作戦配備された「長距離戦略巡航ミサイル」の性能向上と技術検証のための実験だったとして、実戦配備段階に進んでいると強調した。実際に配備、運用しているかは不明だ。