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共同通信
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厚生労働省は13日、冬場に新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行した場合の対策を発表した。ピーク時には1日に計75万人の患者が発生する可能性を想定。逼迫を防ぎ、高齢者らに優先して医療を提供するため、リスクに応じた外来受診の流れを明示した。重症化リスクが低い人には新型コロナの検査キットやインフルエンザのオンライン診療の活用を促す。
発表に先立ち、岸田文雄首相は政府の検討会議で「先手先手の準備が必要だ」と強調。ワクチン接種や保健医療体制の拡充を進めると述べ、日本医師会など関係団体に協力を呼びかけた。