機密文書検証で請求退ける

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共同通信

 【ワシントン共同】米最高裁は13日、トランプ前大統領の邸宅マールアラーゴに持ち出された機密文書について、第三者による検証を求めたトランプ氏側の請求を退けた。理由は示していない。検証を経ずに司法省が捜査のため文書内容を精査できるようになり、トランプ氏にとって打撃だ。米メディアが伝えた。

 機密文書を巡っては、トランプ氏側の要求に基づき南部フロリダ州の連邦地裁が9月、第三者の立場から検証する「特別管理者」を任命。検証終了まで司法省が文書を詳しく調べることが禁じられた。その後、連邦高裁は司法省による文書の調査を認め、トランプ氏側が最高裁に上訴した。