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共同通信
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【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)や欧米諸国でロシアの核兵器使用への警戒が強まっている。12、13両日のNATO国防相会合では、ストルテンベルグ事務総長が「脅威を真剣に受け止めている」と強調。緊張が高まる中、NATOは来週、核抑止のための年次演習の実施に踏み切る予定で、ロシアの反発も予想される。
「無謀な核のレトリックだ」。ストルテンベルグ氏は13日、ブリュッセルでの国防相会合閉幕後の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が「領土」防衛手段として核使用の可能性を示唆していることを批判した。