海で流され13時間半後救出

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共同通信
沖縄・波照間島沖で海上保安庁に救助される女性(左)=14日午前(第11管区海上保安本部提供)

 沖縄県沖で、ボードの上に立ちパドルでこぐ「スタンドアップパドルボード(SUP)」のツアー中に流された大阪府の女性会社員(27)が14日朝、約13時間半たって約40キロ離れた海上で見つかり、石垣海上保安部(同県石垣市)が救助した。脱水症状で搬送されたが、命に別条はない。

 石垣海保によると、女性は13日午後6時15分ごろ、同県竹富町の小浜島付近で沖に流された。海保のヘリコプターなどが夜通しで捜索を続け、14日午前7時40分ごろ、南西に約40キロ離れた波照間島沖で、SUPに乗り手を振る女性を発見した。