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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナは14日、自国の独立と領土を守る兵士らをたたえるための国民の祝日「ウクライナ防衛者の日」を迎えた。首都キーウ(キエフ)中心部の聖ソフィア大聖堂前の広場には、ロシアの侵攻による戦死者の遺影が飾られ、追悼行事が催された。
飾られたのは、南東部マリウポリでウクライナ側最後の抵抗拠点となったアゾフスターリ製鉄所で戦死した兵士らの写真。ナタリヤさん(47)は息子(26)の遺影を胸に「まだ死を受け止められない」と涙し、おい(28)を亡くした女性は花を手向け泣き崩れた。参加者は口々に「ウクライナに栄光あれ」と叫んだ。