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共同通信
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食事に関する行動に障害が出る摂食障害の一つ、神経性やせ症の小、中、高校生の新規患者が2020、21年に急増し、新型コロナウイルス禍前の19年と比べ21年は1.58~2.10倍となったことが日本摂食障害学会の調査で14日、分かった。28医療機関のデータを分析、20代も同様だった。
調査チームは「若年者ほどコロナ禍の影響で発症したとみられる割合が高い」と指摘。背景には生活が大きく変わったことによるストレスなどがあるとされ、教育現場などでの一層の支援が求められそうだ。
神経性やせ症は体重増加への恐怖から食事量を減らし、極端にやせて低血圧などの症状が出る。