首相「事業者への支援も用意」

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共同通信
商店街を視察する岸田首相(中央)=15日午後、東京都品川区(代表撮影)

 岸田文雄首相は15日、東京都品川区の武蔵小山商店街パルムを視察し、店長らから電気代や物価の高騰に不安を感じている現状について聴取した。月内に取りまとめる総合経済対策に反映させるのが狙い。視察後、記者団に「さまざまな声を受け止めて対策に盛り込みたい。家庭への支援はもちろんだが、事業者に対する支援もしっかり用意する」と述べた。

 総合経済対策を巡っては、柱となる家庭の電気料金抑制策を、早ければ来年1月に開始すると14日に表明している。

 商店街では居酒屋とスーパー、精肉店の3店を訪問。新型コロナウイルス禍の影響で減少した買い物客が戻りつつあるとの説明も受けた。