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共同通信
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【北京共同】中国共産党の習近平総書記(国家主席)が、最強の資本主義国である米国に追い付いて「強国」を築くためには長期安定政権が必要だとの立場を内部会議で主張し、支持取り付けを図っていたことが15日分かった。複数の党関係者や消息筋が明らかにした。第20回党大会が16日から22日まで北京で開かれる。習氏の3期目続投を正式決定するのは確実だ。
習氏は2期10年を超えて異例の長期政権を目指す理由を公に説明しておらず、これまで明らかになっていなかった。
大会閉幕翌日の23日に第20期中央委員会第1回総会(1中総会)を開き、3期目の習指導部が発足する見通し。