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共同通信
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【テヘラン共同】イラン司法当局は15日、政治犯やデモ参加者らを収容する首都テヘランのエビン刑務所で同日夜、火災が発生したと明らかにした。司法当局は「火災は抑えられ、刑務所の状況は制御されている」と強調。16日、4人が死亡し61人が負傷したと発表した。国営通信が伝えた。
金融関連の犯罪者と窃盗犯の間で争いが起き、作業場に火が付けられたという。ソーシャルメディアに投稿された動画では、銃声や爆発のような音も聞こえた。
エビン刑務所は多くの政治犯のほか、反スカーフデモで逮捕されたデモ参加者やジャーナリストも収容されている。