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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は16日、イランが同国製の短距離弾道ミサイルをロシアに初めて供給することで秘密合意が成立したと報じた。今月実施したウクライナ全土への攻撃後、急速に不足が目立ち始めた精密誘導ミサイルなど兵器の欠乏を埋め合わせる意味合いがあるという。米国や同盟国の安全保障当局者の話として伝えた。
自爆攻撃型を含めた無人機(ドローン)の供給も継続する。
イランとロシアはシリア内戦で連携し、反体制派を支援する米欧と対立してきた。ロシアの窮地を契機に、2国間の結び付きが強まる可能性がある。