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共同通信
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【ソウル共同】韓国軍は17日、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の脅威に対応するため、野外機動訓練「護国訓練」を始めた。軍当局者が明らかにした。28日までで陸、海、空軍などが参加し、一部訓練には在韓米軍も加わる。韓国側は定例の訓練と強調しているが、北朝鮮は米韓の訓練に反発を強めており、南北の緊張が悪化する恐れもある。
北朝鮮はさらなる挑発行為に出る可能性があるが、中国共産党の第20回党大会が16日に開幕しており、習近平指導部への配慮から期間中は弾道ミサイルの発射は避けるとの見方もある。韓国は監視体制を強化している。