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共同通信
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週明け17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。インフレ退治に向け米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げを継続するとの見方が意識され、運用に不利な円を売ってドルを買う動きが続いた。17日朝に鈴木俊一財務相が円安進行を受けて、再度の円買い介入も辞さない姿勢を示し、介入への警戒感も増した。
午後5時現在は前週末比1円17銭円安ドル高の1ドル=148円64~65銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=144円88~92銭。
市場関係者は「経済指標の発表はなかったが、円安ドル高に進む基本的な傾向は変わらない」と説明した。