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共同通信
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2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は17日、会場へのアクセスを円滑にするため大阪府・市や交通事業者などでつくる協議会が策定した「来場者輸送具体方針」を公表した。期間中の夏の土日や終盤といった繁忙期を中心に市民への時差出勤や在宅勤務の呼びかけを強化し、大阪メトロ中央線の混雑率を約120%に抑えることを盛り込んだ。
会場予定地は大阪市の人工島・夢洲にあり、最寄り駅となる夢洲駅(仮称)まで延伸する同線が主要なアクセス手段の一つ。協議会議長の大阪公立大の内田敬教授は「交通弱者にも会場での余韻を楽しみ、余裕を持って帰ってもらいたい」と説明した。