朝鮮学校生にヘイト相次ぐ

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共同通信

 北朝鮮によるミサイル発射を契機に、朝鮮学校生が足を踏みつけられたり暴言を吐かれたりするなどの憎悪犯罪(ヘイトクライム)が相次いでいるとして、朝鮮学校教員や支援団体などが18日、法務省に被害を防ぐ対応を要請した。

 教員らによると、ミサイルが日本上空を通過した4日の夕、東京朝鮮中高級学校生が電車内で、50代ぐらいの男性から足を踏みつけられ「日本にミサイルを飛ばすような国が高校無償化とか言ってんじゃねーよ」と威嚇された。翌5日、警察へ被害届を出した。

 8日正午までに確認できただけで、三重県で初中級学校生が男性から暴言を吐かれた。抗議電話の被害もあったという。