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共同通信
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ロシア南部クラスノダール地方エイスクで起きた軍用機の墜落で、地元当局者は18日、死者が15人になったと明らかにした。タス通信が伝えた。
エイスクでは17日、近くの飛行場を飛び立った訓練中のスホイ34戦闘爆撃機が墜落し集合住宅に突っ込んだ。犠牲者のほか19人が負傷。住宅は9階建てで、約600人が住んでいた。国防省によると、スホイ34のエンジン1基が離陸時に火災を起こした。パイロットらは緊急脱出した。連邦捜査委は航空機運航規則違反の疑いで調べている。
エイスクはアゾフ海に面し、対岸にはウクライナに侵攻したロシア軍が制圧したドネツク州マリウポリがある。(共同)