3月最後の週末の間に執り行われていた大規模メンテナンスを終え、自転車共有プログラム、シティ・バイクが29日、サービスの提供を再開した。
シティ・バイクは27日の夜、サービスを開始した2013年以来初となる全システムのメンテナンスを行うため週末の間自転車サービスの提供を一時的に停止することを発表した。シティ・バイクは突然の発表が利用客に迷惑をかけることを詫びながらも、気温が上昇し、本格的に夏を迎える前にシステム点検を行うため、と説明した。
しかし、メンテナンス作業に関してそれ以上の詳細が説明されることはなく、28日午後、メンバー登録をしている利用客向けにメンテナンスが予定より早く済んだことを知らせるメールが送信された。29日の午前にはすべてのステーションでサービスが再開され、シティ・バイクの公式ツイッターには「シティ・バイクは通常通り運行を再開した」との投稿が寄せられた。
なお、年間パスを保有している利用者にはサービスが停止されていた3日分、パスの有効期間を延長し、その他のパス利用者には費用の払い戻しを行うとシティ・バイクは説明している。加えて、今回のメンテナンスの一環としてメンバーズサイトが更新されたため、利用客に新しいパスワードを設定するよう呼びかけている。